院長は補聴器相談医・補聴器適合判定医であり、補聴器外来を行っております
加齢による難聴は少しずつ進行していくため、まだ聞こえる、まだ聞こえるとズルズルと放置してしまうケースが少なくありません。少しでも聞こえが悪くなったと感じた時点で、大阪市城東区の柿本耳鼻咽喉科にご相談ください。
補聴器を買う前に耳鼻咽喉科を受診するメリット
耳の病気による難聴の場合には、治療が可能
現在の難聴が、中耳炎などの耳の病気、あるいは耳垢栓塞によって起こっている可能性も十分に考えられます。その場合は、耳鼻咽喉科で治療・処置を受ければ、難聴も改善する可能性があり、そうなると補聴器は必要ないかもしれません。
もちろん、最終的に補聴器が必要になるケースもありますが、耳鼻咽喉科を受診してからでも遅くはありません。
医療費控除の対象になる
医療費控除は、一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会が認定した補聴器相談医が、「補聴器適合に関する診療情報提供書」により、補聴器が必要である旨を証明している場合に限り、適用となります。耳鼻咽喉科専門医＝補聴器相談医ではありません。
医療費控除とは、家族の医療費が年間で10万円を超えたときに、収入に応じた控除が受けられる制度です。院長は補聴器相談医ですので、大阪市城東区の柿本耳鼻咽喉科にご相談ください。
聴覚障害の認定を受ければ、補聴器購入・修理の際に費用が支給される
耳鼻咽喉科で検査を受け、条件に当てはまれば、聴覚障害の認定がされた場合には、補聴器購入の際に費用が一部支給されます。
より理想的な補聴器の選定ができる
耳鼻咽喉科で検査された情報を認定補聴器専門店に提供することで、形や性能などの点で、より患者様に合った補聴器を選択していただけます。
補聴器の種類とそれぞれの特徴
耳の穴に入れ込むタイプ（耳穴型補聴器）
耳に掛けるタイプ（耳掛け型補聴器）
小さくはありませんが、装置の大部分が耳の後ろに収まり、それほど目立ちません。軽度から高度の難聴まで対応します。
箱型タイプ（箱型補聴器）
操作が易しく、誰にでも使いやすくなっています。マイクは本体についているため、聞きたい音源に本体を近づけることで、その音を聞き取りやすくなります。
3つのタイプの中では比較的低価格です。
軟骨伝導補聴器
適応としては上記(耳穴型・耳掛け型・箱型)のような気導補聴器では対応できない高度な外耳道狭窄や外耳道閉鎖症の場合や慢性耳漏などです。 2017年に発売されたばかりであり、高価であることが難点です。 詳しくは柿本耳鼻咽喉科へご相談下さい。
補聴器を選ぶ時のポイント
補聴器の値段と「自分の耳に合うかどうか」は別
やはり最新のものは値段が高くなる傾向にありますが、患者様に合うかどうかはまた別の話です。見た目、扱いやすさ、ライフスタイルなどに応じて、ご自身の耳やライフスタイル、お好みに合ったものを選択しましょう。もちろん、当院からもアドバイスをさせていただきます。
補聴器は何度も調整して自分の耳に合わせていきます
私たちの「聞こえ」は、非常に繊細です。そのため、装着してすぐぴったり合う、ということはまずありません。何度も調整することで、少しずつ耳に合ってきます。
少しでも気になったときには、お気軽に調整にいらしてください。
補聴器購入費用の一部が支給される制度について
原則として、補聴器の購入の際には医療保険は適用されません。しかし、身体障害者福祉法に基づき、適用条件を満たした聴力障害をお持ちの方は、補聴器を含めた補装具の費用の支給などの公的支援が受けられます。
適用条件があります
身体障害者福祉法に定められた障害に該当する場合には、補聴器の購入費用の支給が受けられます。原則として、補聴器を購入する際の1割を患者様がご負担することになります。
※ただし、患者様ご自身あるいはご家族のうち、住民税所得割の最多納税者の方の納税額が50万円以上であるばあいには、公的補助の適用外となることがあります。
